仕事が遅い人の特徴とは?脱却方法を知って「仕事が早い人」へ生まれ変わろう

2024年1月4日

2023年12月26日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

「仕事が遅いと言われたことがある」「仕事が遅い人の特徴がわからない」など同僚と比べて、仕事が遅いと感じた経験を持っている人もいるのではないでしょうか。仕事が遅いと、ときに周囲に迷惑をかけるだけでなく、自身の成果や精神面にも悪影響を与えてしまいます。

今回は仕事が遅い人の特徴や仕事が遅くなる理由、仕事が早い人との違いについて解説します。仕事が遅い人から脱却する方法や日常生活でできる対策も紹介しているので、ビジネスパーソンとして生まれ変わりたいと考えている人はぜひ参考にしてください。

仕事が遅い人の特徴

仕事が遅い人には、以下の特徴が共通しています。自分に当てはまっている部分がないか、確認してみてください。もし当てはまっているものがあれば、本記事で紹介する、仕事が遅い人になる理由や脱却するための方法を参考にして対策をとりましょう。

  • 与えられた仕事を断れずなんでも受けてしまう
  • マイペース
  • こだわりが強すぎる
  • 嫌な仕事を後回しにする
  • 責任感がない
  • 些細なポイントにこだわってしまう
  • スケジュール管理が苦手
  • 周囲と自分を比較しようとしない
  • 事前準備への意識がない
  • 完璧主義
  • 人に頼るのが苦手

仕事が遅い人になってしまう理由

ここでは「なぜ仕事が遅い人になるのか」という疑問を解消します。

作業の目的を理解していない

与えられた仕事が何の目的で行われるものか、理解していなければ遂行までのスケジュールや必要な準備も思うように進められません。闇雲に作業を進めても効率的な遂行は実現できないため、まずは作業の目的を理解することが大切です。

時間配分を意識していない

作業の目的や最終段階を理解していても、そこに至るまでの工程を導き出し、それぞれに時間を割り振らなければ仕事は遅くなってしまいます。各工程にかかる時間を、できるだけ余裕を持たせたうえで設定することで、効率的に仕事を進められるようになります。

余裕がない

複数の作業に終われ余裕がない人は、自然に仕事が遅くなってしまいます。作業目的やスケジュール管理などを怠ることで、余裕のなさにつながることもあるでしょう。日々の体調管理やリフレッシュも意識しないと、働くうえでの余裕がなくなる場合もあるので注意が必要です。

要領が悪い

各工程で行うべきことの時間配分とあわせて、それぞれどのように進めるのがもっとも効率的か考えることが大切です。一つひとつの作業における時間配分や必要な作業を理解しておかないと、どんどん仕事が遅れてしまいます。要領良く仕事をこなすためには、ほかに挙げている理由も理解したうえで対策を取る必要があります。

残業を前提としている

就業時間内に作業を完結するよう意識しないと、ひとつの仕事にいつまでも時間をかけてしまいます。やむをえず残業しなければならない場面以外は、就業時間内に仕事を終わらせる心構えが必要です。残業を前提にするとどんどん仕事が遅れ、周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。

アウトプットしていない

仕事に関する知識をインプットするだけで、実際に活用しようとしない人も、仕事が遅い傾向にあります。理由としては、インプット量ばかりが増え、かえって非効率になってしまうことがあるためです。情報として持っていても、知識としてアウトプットできなければ、レベルアップにもつながりません。

仕事が遅い人と早い人は「意識」に違いがある

ここでは、仕事が遅い人と早い人で異なる「意識」について解説します。仕事が早い人の共通点ともいえるため、自身のレベルアップにつなげる心構えとして役立ててください。

報連相

仕事が早い人は、業務中に発生する事象における「報連相」を徹底しています。周囲の連絡に対するレスポンスの早さや、連絡事項の内容をすぐ業務に落とし込めるのも、仕事が早い人の特徴です。報連相を怠ると行き違いが発生しやすくなり、業務遂行に支障をきたします。結果、仕事が遅くなり、自身はもちろん周囲にも悪影響を与えることになります。

仕事の全体像の把握

仕事が早い人は、全体像を把握したうえで仕事をしているのが特徴です。自身のスケジュール管理はもちろん、クライアントの意向やチームメンバーの動きなど、明確に理解しながら仕事を進める人が多い傾向にあります。全体像を把握していないと、目の前の仕事のみに集中してしまいがちになるため、完遂までの時間が遅くなります。

整理整頓

整理整頓を怠ると、デスク周りの必要書類などをすぐに見つけられなくなります。日頃から整理整頓を意識していれば、必要なものはすぐ手元に用意できるため、効率的に仕事を進められます。また、デスク周りだけでなくパソコン内のデータを日常的に整理整頓している人も、仕事を進めるのが早いでしょう。

「仕事が遅い人」から脱却する方法

ここでは、仕事が遅い人から脱却するための方法を6つ紹介します。

  1. 仕事のゴールを明確にする
  2. 優先順位を決める
  3. こだわりを出しすぎない
  4. スピードを意識する
  5. わからないことはすぐ相談する
  6. 後回しにしない

仕事のゴールを明確にする

与えられた仕事のゴールが何か、明確にしたうえで進めることが大切です。ゴールに至るまでに必要な工程や、各工程にかかる時間などを導き出し、スケジュールを設定することでスムーズに仕事ができます。

優先順位を決める

ゴールまでに必要な各工程は、順番通りに進めることが「効率的」というわけではありません。各工程の重要性や必要時間などを分析したうえで、優先順位を決めて取り掛かることで効率的に進められます。

こだわりを出しすぎない

ひとつの仕事に対して、自身のこだわりを出しすぎないようにしてください。こだわりを出しすぎるとどんどん進捗が遅れ、周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。こだわりを出すのはできるだけ控え、あくまでチーム・企業単位で取り組む仕事だと認識することが大切です。

スピードを意識する

仕事を進める際は、時間が有限であることを前提に取り組んでください。目標時間を設定しスピードを意識して進めることで、仕事が遅い状態から脱却できます。ただし、スピードを意識するあまり質が下がってしまっては本末転倒です。スピードと質のバランスを意識し、確実かつ完成度の高い仕事も意識してください。

わからないことはすぐ相談する

担当業務における疑問点は、後回しにせずすぐ相談してください。後回しにした疑問を解決しないと、進捗全体に影響を与えることもあるためです。誤った認識のまま業務を進めることにメリットはないため、疑問点はすぐ相談し、解消しましょう。

後回しにしない

仕事を後回しにする人は、総じて仕事が遅い傾向にあります。優先順位の設定にも関連しますが、業務ごとの重要性を理解し、最適な取り組み方を考案・実施してください。後回しにした業務が原因で進捗に悪影響を及ぼすこともあるため、注意が必要です。

「仕事が遅い」は日常生活でも改善できる

ここでは、日常生活で実施できる「仕事が遅い人」の脱却方法を紹介します。

日頃から積極的なコミュニケーションを意識する

同僚や上司と日頃から積極的にコミュニケーションをとっている人は、仕事が早い傾向にあります。社内の人間がどのような仕事を担当しているか把握できていれば、チームワークが形成しやすくなるためです。また、いざというときに応援を頼みやすくなるため、日頃から積極的なコミュニケーションを意識する必要があります。

オン・オフを適度に切り替える

仕事以外の時間は、できるだけリフレッシュに専念しましょう。オフの時間も仕事のことを考えていると気持ちが沈んでしまい、翌日の仕事に悪影響を及ぼします。仕事が休みの日は適度に息抜きして、気持ちを入れ替えて翌日の仕事に臨んでください。また、業務に関連する本を読むなどしてインプットすることも大切です。業務に追われる中では効率的なインプットは難しいため、時間が取れるオフの日に行うことを推奨します。

まとめ

今回は仕事が遅い人の特徴や仕事が遅れる理由、仕事が早い人との違いについて解説しました。仕事が遅いと周囲に迷惑をかけるだけでなく、自身の評価にも悪影響を及ぼします。今回紹介した脱却の方法を日頃から意識することで、仕事が遅い自分と向き合ったうえでの対策が可能です。ビジネスパーソンとして伸び悩む理由が仕事の遅さにある場合は、本記事で紹介した内容を参考に対策をとってください。

監修者・江部 臨太郎

江部 臨太郎

新卒からアパレルショップ「FREAK'S STORE」に4年勤務。顧客売上全国1位を達成し副店長に昇格後、うなぎ屋「のだや」に転職。ホール責任者として2年勤務し、1年間の無職期間を挟み、リクルートに入社。広告メディア「SUUMO」を取り扱う一気通貫型の法人営業に2年間従事し、在籍期間で合計6回の社内表彰を獲得。その後、転職サイトdodaなどを取り扱うパーソルキャリアの新規事業開発室「Innovation Lab.」に転職。サービス業向けのDXを行うバーティカルSaaS「Sync Up」の新規事業立ち上げにBizサイド1人目としてジョイン。SaaS型パイプラインセールスの基盤構築と事業拡大に貢献。その後、パーソルイノベーションに転籍し、同事業部で計2年間、社内スタートアップの "0→1" フェーズに携わり、現職へ。執行役員として人材紹介サービス「Izul」の立ち上げに参画。現在はIzulの事業全体の戦略推進担当を担いながら、キャリアアドバイザーチームのマネジメント、及び自身もプレイヤーとして活動中。同時に個人事業主として、住宅メーカーやインテリアショップなどtoC事業者に向けたコンサルティング業務に従事している。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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