【この記事のポイント】
- 書類選考の結果連絡は、一般的に1週間〜10日ほどが目安
- 書類選考は1週間以上連絡がなくても、すぐ不採用とは限らない
- 問い合わせのタイミングは応募方法や企業の選考状況で変わる
「書類選考の結果はいつ来るのか」「1週間経っても連絡がないのは不採用なのか」「どのタイミングなら問い合わせても失礼にならないのか」など、転職の書類選考に関して不安を感じている方は多いのではないでしょうか。
書類選考の期間は企業や職種、応募方法によって異なりますが、一般的には1週間〜10日程度が目安です。一方で、応募者が多い企業や複数部署で選考している企業では、2週間以上、場合によっては1ヵ月ほどかかることもあります。
この記事では、書類選考の平均的な期間をはじめ、連絡が遅くなる主な理由、問い合わせてもよいタイミング、結果待ちの間にやっておきたいことなどをわかりやすく解説します。書類選考の流れを正しく理解して次の選考に備えましょう。
目次
- 転職における書類選考の期間
- 書類選考の期間が長くなる理由
- 書類選考の結果が来ないときの対処法を期間別に紹介
- 選考結果を問い合わせる際の例文を4つのパターンで紹介
- 書類選考の期間に関してよくある質問
- まとめ
転職における書類選考の期間
書類選考は、転職活動における最初のプロセスです。ここでは、書類選考にかかる期間について2つの側面から解説します。
平均は約1週間程度

書類選考にかかる期間は、平均すると1週間程度が目安とされています。
なかなか連絡が来ないと感じた場合、企業の営業日を確認しましょう。求人情報に応募から何営業日までに合否連絡があるのかが明記されていた場合、営業日をカウントすればおよその目安が確認できます。2週間以上経っても連絡がない場合は、こちらから問い合わせてみましょう。
企業によっては1ヵ月程度かかるケースも
企業によっては書類選考に1ヵ月程度かかるケースもあります。
人事から配属予定の部署、採用責任者などで書類を回覧しているとすると、スムーズに書類が回っても面接日の設定まで2週間以上の日数を要する場合があります。他にも選考作業が遅れている場合は連絡が遅れたり、不採用だった場合は連絡がこない可能性もあるでしょう。
また、選考にかかる時間は業種や職種、担当者の状況などによっても変わります。ケース別で考えられる原因や理由は以下の通りです。
| ケース別 | 選考期間がかかる原因・理由 |
| ベンチャー企業・中小企業 | 基本的には数日で連絡があるが、応募者が多く繁忙期で採用担当者が忙しいと後回しにされるケースもある |
| 大企業 | 応募者が多かったり、複数の担当者がいるためチェックに時間がかかる |
| クリエイター職 | ポートフォリオなど閲覧する書類が多い場合や、現場とのミスマッチが起きないようスタッフに確認するため時間がかかりやすい |
| 転職エージェント | 基本的に1週間以内に連絡があるが、担当者によって遅れるケースもある |
中途採用と新卒採用で書類選考の期間に違いはある?
新卒採用よりも中途採用の方が、選考結果の連絡が早いといった傾向はあります。新卒採用は応募期間が短く、配属部署の選定などもあるため遅くなることが多いようです。一方、中途採用は選考する時期が決まっていないため、応募書類が集中することはありません。企業側が募集時点で採用したい人物像が明確にあるため、その条件に合った人材が見つかり次第内定を出します。そのため、比較的採用が決まりやすい傾向にあります。
書類選考のサポートは転職エージェントを利用するのがおすすめ
書類選考期間が長引くと、企業の状況がわからず不安になることもあります。転職エージェントを利用すれば、企業の情報や過去のデータを効率的に集められるのでおすすめです。
その他にも、複数応募する場合のスケジュール管理や企業への連絡、面接対策などの各種サポートがあり、自分に合った最適な転職のアドバイスをもらえるようになります。
特に働きながら中途採用の転職を目指す場合は、転職エージェントを賢く利用しましょう。
書類選考の期間が長くなる理由

書類選考の結果が出るまでの期間は、企業や時期によっても異なります。数日で連絡が来ることもあれば、ひと月以上かかることもある点を押さえておきましょう。書類選考の平均といわれる1週間が過ぎたからといって、不採用とは限りません。ここでは書類選考期間が長くなる理由を詳しく見てみましょう。
予定よりも多くの応募があった
例えば1人の採用枠に予想以上の応募が殺到しているといった状況では、応募から連絡までに想定以上の時間を要します。また、企業によっては全員の選考が終わってから連絡する場合もあり、連絡が遅れる傾向にあります。
採用担当者が忙しい
採用担当者が他の業務も兼務していると、忙しさに追われて連絡が遅れることもあります。
特に新卒採用の時期は、企業説明会や学校訪問などを優先する傾向が多く、中途採用に関連する業務が遅れることもあります。他にも繁忙期や担当者不在などの要因が重なると、連絡までに時間がかかりやすいでしょう。
複数の部署で選考している
書類選考に複数の部署が関わっている場合、連絡が遅くなりやすくなります。大抵は人事部が目を通し、募集している部署の責任者・担当者と回覧していく流れが一般的です。
他部署の意見を取り入れながら選考に進む人を決めるフローであれば、志望動機や経歴、所有資格などを複数の人が総合的に判断します。そのため、必然的に連絡するまでに時間がかかります。
転職エージェントの連絡が漏れている
転職エージェント経由で応募した場合、転職エージェントと企業側のやり取りが発生するため、連絡が遅くなる場合もあります。
求人への応募に転職エージェントを利用し、1週間以上待ってみてもレスポンスがなければ、一度問い合わせてみても良いでしょう。この場合、応募先企業に直接連絡しないように注意してください。
書類選考の結果が来ないときの対処法を期間別に紹介

書類選考の結果が来るまでの期間は、一般的に1週間程度が目安とされています。
ただし、応募者数の多さや採用担当者の繁忙、複数部署での確認などが重なると、2週間以上かかることも珍しくありません。
そのため、連絡が来ないからといって、すぐに不採用だと判断する必要はありません。大切なのは、不安に振り回されるのではなく、経過した期間に応じて冷静に対応することです。
ここでは、書類選考の結果が来ないときに取るべき対応を、期間別にわかりやすく紹介します。待つべきタイミングと確認すべきタイミングを整理しておくことで、不要な焦りを減らしながら転職活動を進めやすくなるでしょう。
1週間以内|まずは落ち着いて待つ
書類選考の結果は、一般的に1週間程度で連絡が来るケースが多いものの、企業の営業日や社内の選考フローによって前後します。
特に土日祝を挟む場合や、応募者が多い求人では、想定よりも時間がかかることがあります。応募からまだ1週間以内であれば、まずは落ち着いて待つことが大切です。
この段階では、求人票や応募完了メールを見返し、結果連絡の目安が記載されていないか確認しておきましょう。
また、結果待ちの時間を使って、職務経歴書の見直しや面接対策を進めておくのも有効です。書類選考を通過したあとに慌てないよう、次の選考に備えて準備を進めておくことで、転職活動全体をスムーズに進めやすくなります。
2週間前後|応募方法に応じて確認する
応募から2週間前後が経過しても連絡がない場合は、応募方法に応じて対応を変えることが重要です。
まず確認したいのは、企業が案内している連絡予定日や営業日ベースの目安です。
求人票に「〇営業日以内に連絡」と記載されている場合は、土日祝を除いて数える必要があります。記載された期限を過ぎている場合は、状況確認を検討してよいタイミングといえます。
転職エージェント経由で応募した場合は、担当コンサルタントに確認を依頼するのが基本です。一方、企業に直接応募した場合は、連絡予定日を過ぎているかどうかを確認したうえで、丁寧なメールで状況をたずねるとよいでしょう。
重要なのは、合否を急かすのではなく、あくまで選考状況や今後の見通しを確認する姿勢で問い合わせることです。
3週間以上|問い合わせを検討する
応募から3週間以上が経過しているにもかかわらず連絡がない場合は、問い合わせを前向きに検討してよい段階です。
特に大企業や応募者の多い求人では、書類の確認に時間がかかることがありますが、それでも一定期間を過ぎたら状況を確認したほうが安心につながります。
採用担当者が他業務を兼任していたり、複数部署で選考していたりするケースでは、社内調整によって連絡が遅れることもあります。
転職エージェント経由で応募している場合は、まず担当者に確認してもらうのがスムーズです。企業に直接応募している場合は、メールまたは電話で簡潔かつ丁寧に問い合わせましょう。
このときも、結果を催促するような言い回しは避け、進捗状況や結果連絡の目安を確認する表現を意識することが重要です。
1ヵ月以上|他社応募も並行して進める
企業によっては、書類選考に1ヵ月程度かかるケースもあります。ただし、1社の結果だけを待ち続けてしまうと、転職活動全体のペースが落ちてしまうおそれがあります。
1ヵ月以上連絡がない場合は、その企業の結果を待ちながらも、他の企業への応募を並行して進めることが大切です。万が一不採用だった場合でも、次の行動に素早く移りやすくなります。
あわせて、面接対策や応募書類の改善にも取り組んでおくとよいでしょう。結果待ちの期間を有効に使うことで、選考が進んだ際の準備不足を防げます。
転職活動では、ひとつの企業に絞りすぎず、複数の選考を並行しながら進めることが、精神的な負担を減らし、より良い選択肢を確保するうえでも有効です。
選考結果を問い合わせる際の例文を4つのパターンで紹介

応募書類の送付から2〜3週間がたっても連絡が来ない場合は、応募方法に応じて適切な形で問い合わせることが大切です。企業に直接応募した場合は企業へ、転職エージェント経由で応募した場合は担当コンサルタントへ確認しましょう。
問い合わせの際は、合否を急かすのではなく、選考状況や結果連絡の目安を丁寧に確認する姿勢が重要です。
ここでは、企業への直接問い合わせと転職エージェント経由の確認、それぞれの例文を4つのパターンで紹介します。
企業に直接メールで問い合わせる場合の例文
企業に直接メールで書類選考の結果を問い合わせる場合は、以下のポイントを押さえて文面を作成しましょう。
- 件名に要件と氏名を明記する
- 応募日と応募職種がわかるようにする
- 催促ではなく確認の姿勢を意識する
- 簡潔で丁寧な表現を心がける
◆メール例文
| 株式会社〇〇 採用ご担当者様 お世話になっております。 〇月×日に貴社の〇〇職に応募いたしました、〇〇と申します。 書類選考の結果につきまして、応募時にご案内いただいた時期を過ぎておりますため、現在の選考状況を確認したくご連絡いたしました。 ご多忙のところ恐れ入りますが、進捗状況や今後のご予定についてご教示いただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。 〇〇 電話番号:XXX-XXXX-XXXX メールアドレス:XXXXX@-XXXX-XXXX |
企業に直接電話で問い合わせる場合の例文
企業に直接電話で問い合わせる場合は、要件を簡潔に伝えるのがポイントです。相手の都合に配慮した話し方を意識しましょう。
- 最初に氏名と応募先を伝える
- 応募日と応募職種を簡潔に伝える
- 結果の催促ではなく状況確認の姿勢を示す
- 落ち着いて端的に話す
◆電話例文
| お忙しいところ失礼いたします。 〇月×日に貴社の〇〇職に応募いたしました、〇〇と申します。 書類選考の件でご連絡いたしました。 応募時にご案内いただいた時期を過ぎておりますため、現在の選考状況について確認させていただければと思っております。 ご多忙のところ恐れ入りますが、進捗状況をお伺いしてもよろしいでしょうか。 よろしくお願いいたします。 |
転職エージェントにメールで問い合わせる場合の例文
転職エージェントにメールで選考結果を問い合わせる場合、以下のポイントを押さえて文書を作成しましょう。
- わかりやすい件名
- 名乗り
- 事情を考慮
- 丁寧な言い回し
【メール例文】
件名:書類選考結果について|氏名
(転職エージェント名)
(担当者名)様お世話になっております。
(応募先名)の求人をご紹介いただきました〇〇と申します。
先日は書類選考に際してサポートしていただき、ありがとうございます。◯月×日に応募書類を送付した件は、◯日までに書類選考の結果を伝えるとお聞きしていましたが、現時点で連絡いただけておりません。
その後、選考の進捗状況はいかがでしょうか。お手数をおかけしますが、ご確認いただけると幸いです。
ご多忙のところ恐れ入りますが、よろしくお願い申し上げます。〇〇
転職エージェントに電話で問い合わせる場合の例文
転職エージェントに電話で問い合わせる場合は、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
- 丁寧に挨拶する
- いつ・どこから応募したのかを伝える
- 落ち着いてゆっくり話す
- 用件を端的に伝える
【電話例文】
お忙しいところ失礼いたします。
先日(応募先名)の求人をご紹介いただいた〇〇と申します。◯月×日に応募書類を送付した書類選考につきまして、◯日までに書類選考の結果を伝えるとお聞きしていましたが、まだ連絡がありません。
恐れ入りますが、進捗状況をご確認いただいてもよろしいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
万が一担当のコンサルタントが不在の場合は、連絡可能な時間を確認し、再度掛け直しましょう。
書類選考の期間に関してよくある質問
書類選考の期間については、日数の数え方や連絡が来ない場合の対応など、迷いやすいポイントがいくつかあります。ここからは、実際に求職者からよくいただく質問をまとめて、判断に迷いやすい場面での対処法をわかりやすく紹介します。
書類選考の7日以内に土日祝は含まれる?
基本的には、求人票や応募時の案内に営業日と明記されていない限り、土日祝を含めた日数として考えるのが一般的です。一方で、企業によっては土日祝を除く営業日ベースで選考を進めることもあるため、迷った場合は応募時の案内文を確認しましょう。書類選考の結果連絡は、土日祝を含めて7〜10日程度が目安とされています。
通過者のみに連絡の場合、不採用はいつ判断すべき?
求人票や応募完了メールに通過者のみに連絡と記載があり、案内された期限を過ぎても連絡がない場合は、実務上は不採用の可能性が高いと考えられます。
ただし、期限直後に判断を急ぐ必要はなく、まずは1〜2営業日ほど様子を見て、それでも連絡がなければ問い合わせるか、次の応募を進めるのが現実的です。一般的に1週間前後で連絡が来ることが多く、2週間たっても連絡がない場合は確認を検討してよいとされています。
採用担当者の連絡先がわからない場合はどうする?
まずは求人票や応募管理画面、応募完了メールに連絡先の記載がないか確認しましょう。求人サイトでは、募集情報下部や応募管理画面から連絡先を確認できるケースがあります。どうしても見つからない場合は、企業サイトの問い合わせ窓口や代表電話から採用担当部署につないでもらう方法が現実的です。
応募完了メールが届かない場合、応募できていると考えてよい?
応募完了メールが届かないだけで、すぐに未応募とは限りません。企業や求人サービスによっては、応募受付メールを送らず、選考結果のみ連絡する場合もあります。まずは迷惑メールフォルダや応募履歴、マイページを確認し、応募済み表示があるかを見ましょう。履歴が確認できない場合や不安が残る場合は、求人サービスまたは応募先へ問い合わせるのが確実です。
結果連絡の電話に出られなかった場合はどうする?
就業時間内であれば、できるだけ早く折り返せば問題ありません。当日中の折り返しであれば差し支えないので、まずは留守電やメールの有無を確認したうえで、応募者名を名乗り、電話に出られなかったおわびを添えて連絡しましょう。就業時間外であれば、翌営業日にあらためて連絡するのが無難です。
まとめ
書類選考の期間は、一般的に1週間〜10日ほどが目安です。ただし、応募者数の多さや社内調整、土日祝を挟むタイミングなどによっては、2週間以上、場合によっては1ヵ月ほどかかることもあります。そのため、連絡が遅いからといって、すぐに不採用と判断する必要はありません。
大切なのは、経過した期間に応じて冷静に対応することです。1週間以内は落ち着いて待ち、2週間前後であれば応募方法に応じて確認を検討し、長引く場合は問い合わせや他社応募も並行して進めることが、転職活動をスムーズに進めるポイントです。
書類選考の結果待ちや問い合わせのタイミングに不安がある場合は、転職のプロに相談するのもひとつの方法です。
Izulでは、選考状況に応じた対応のアドバイスや、応募書類の見直し、今後の進め方の相談も可能です。転職活動を効率よく進めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
