リクルートは中途採用でも年収が高いのは本当?新卒採用との違いも解説

2024年7月3日

2024年5月30日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

中途採用者は経験やスキルを持っているものの、新卒採用で長年働いてきた従業員よりも年収が低い傾向があります。しかし、リクルートでは中途採用者は新卒採用者よりも高い年収が期待できると聞いたことがある方は、多いのではないでしょうか。

本記事では、リクルートの中途採用における年収の実態や、新卒採用との違いについて解説します。

リクルートの平均年収

株式会社リクルートの年収データを見ると、回答者の平均年収は640万円です。職種別の平均年収を見ると、営業系が592万円、企画・事務・管理系が780万円となっています。年齢別に見ると、25~29歳の平均年収は544万円で、最高年収は2,300万円です。

30~34歳では平均年収が619万円、最高年収は1,200万円となっています。年齢が上がるにつれて平均年収も増加しており、40~44歳では834万円に達しています。これらのデータから、リクルートでは経験や年齢に応じて年収が変動することがわかります。

これは、年功序列制を意味するものではなく、経験とともにスキルを習得し、より責任ある業務を任される従業員が多いためです。

出典:エン・ジャパン「株式会社リクルートの年収・給与

リクルートの中途採用者の年収の特徴

リクルートの中途採用者については、実力次第で年収が変動します。これは新卒採用者にも同じ制度が適用されるため、特別に有利なわけではありません。リクルートの中途採用者の年収の特徴について、詳しく見ていきましょう。

実力主義のため新卒採用者と年収差が生まれにくい

リクルートでは実力主義が重視されており、中途採用者も新卒採用者と同様に評価されます。そのため、経験やスキルに応じて年収が決定される傾向があります。このことから、新卒採用者と中途採用者の間に大きな年収差が生まれにくいのが特徴です。

例えば、営業職において中途採用者が即戦力として活躍し、高い成果を上げることができれば、年収も相応にアップすることが期待できます。また、企画・事務・管理系の職種では、リーダーシップや専門知識を持っていれば、新卒採用者と同様の年収を得ることも可能です。

実力次第では高収入を目指せる

リクルートでは、個々の能力や実績に応じて公平に評価されるため、中途採用者も成長や活躍次第で年収を上げることができる環境が整っています。そのため、実力を発揮し、自己成長を目指す中途採用者にとって、リクルートは魅力的な転職先といえるでしょう。

転職後に年収アップを目指せる

リクルートでは、中途採用者も転職後に年収アップを目指すことができます。その理由の1つが、ミッショングレード制度です。

ミッショングレード制度は、年齢や入社年次、経験、性別に関係なく、担当する職務の価値に応じて等級(グレード)を設定する人事制度です。半年ごとに個人の能力評価が行われ、期待される成果や更なる成長への期待が等級に反映されます。等級が高くなるほどに給与も上がるため、高収入を求めるのであれば個人評価を高めるための行動を意識する必要があります。

リクルートの中途採用で高い年収を実現する方法

リクルートの中途採用で高収入を実現するには、積極的な行動が求められます。次のポイントを押さえましょう。

優れた実績・スキルをアピールする

リクルートで高い年収を実現するためには、自身の優れた実績やスキルを積極的にアピールすることが重要です。採用担当者は、候補者が持つ実績やスキルを評価し、その価値に応じて給与を決定します。

例えば、営業職の場合、過去の営業成績や顧客の獲得実績、またリーダーシップや交渉力などのスキルが評価対象です。これらの実績やスキルを履歴書や面接で具体的にアピールし、自身の価値を明確に伝えることが重要です。

転職してから結果を出す

リクルートの中途採用で高い年収を手にするためには、転職してから結果を出すことも重要です。

例えば、営業職の場合、新規顧客の獲得や売上の拡大、既存顧客の維持・拡大などの成果が求められます。転職後はすぐに行動に移し、自分の役割を果たして目標を達成することが重要です。

賞与の上乗せを目指す

リクルートの中途採用で高い年収を実現するためには、賞与の上乗せを目指すことが有効です。賞与は、年収に加えて受け取ることができ、成果や会社の業績に応じて支給されます。賞与の上乗せを目指すためには、会社の業績アップに大きく貢献しなければなりません。

新しいスキルの習得や業務の効率化などを実践し、自己成長によって会社に貢献できる人材を目指しましょう。また、賞与の判定には個人の実績も関わるため、会社の業績が上がらなかったからといって、賞与が低くなるとは限りません。

リクルートで中途採用者が活躍するためのポイント

中途採用者がリクルートで活躍するためには、社風を理解したうえで求められている行動をとる必要があります。次のポイントを押さえましょう。

圧倒的当事者意識を持つ

リクルートで中途採用者が活躍するためには、圧倒的当事者意識を持つことが不可欠です。圧倒的当事者意識は、顧客の課題を自分の課題と捉えて取り組む姿勢のことです。当事者意識を持つことは多くの企業で提唱されていますが、リクルートはそのレベルがさらに高く、「顧客=自分」という考え方で業務に取り組むことが求められます。

チームでの成果を目指す

リクルートでは、チームでの協力や連携が重要視されます。中途採用者が活躍するためには、チームメンバーとの円滑なコミュニケーションを図り、共通の目標に向かって努力することが求められます。個々の能力はチームの目標達成に欠かせないものの、メンバーを蹴落として自分が評価されようとする姿勢は、リクルートでは求められません。

圧倒的な行動量を維持する

リクルートでは、積極的な行動力が評価されます。中途採用者が活躍するためには、日々の業務に積極的に取り組み、成果を出すことが重要です。例えば、新しいプロジェクトに積極的に参加し、自らのアイデアや提案を積極的に発信することで組織に貢献する方法があります。

なお、リクルートでは行動力だけでなく、自分で考える力、結果に向かってメンバーを引っ張る力なども求められます。そのため、やみくもに個人プレーとして行動するだけでは、高い評価は得られません。

まとめ

本記事では、リクルートの中途採用における年収の実態や、新卒採用との違いについて解説しました。リクルートでは中途採用者の平均年収が640万円であり、成果や能力に応じて給与が決定されます。中途採用者も実力次第で高い年収を目指せる環境のため、高収入を目指す人に向いています。リクルートへの転職はIzulのエージェントがサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。

監修者・植草 陽光

植草 陽光

日本製鉄株式会社⇒株式会社リクルート⇒株式会社Izul

1社目では製鉄所での生産管理、本社でのグローバル購買職などバックオフィス系の業務に従事。29歳で営業未経験でリクルートに入社し、地場大手会社の深耕営業を実施し入社半年で表彰を獲得。自身が転職を通じて人生を変えた経験から、Izulのビジョンに共感し、現在は同社のキャリアアドバイザー職として従事。

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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