インターンシップとは?目的や実施される背景、参加するメリットを紹介

2022年10月28日

2023年5月30日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

就職活動において近年、注目を集めている「インターンシップ」。ただし、インターンシップという言葉だけが先走り、どのようなものなのか内容を把握していない方も多いでしょう。この記事では、インターンシップの概要や目的、実施される背景、参加するメリットを紹介します。

インターンシップとは

インターンシップとは「就業体験」とも呼ばれ、学生が実際に仕事を体験する制度のことです。学生にとっては社会に出る前に仕事を体験できる貴重な経験の場であり、企業にとっては採用活動の一環として実施できます。
ヨーロッパでは多くの企業がインターンシップを採用しており、学生の利用も一般的になっています。一方、日本では2000年代頃から普及し始め、ヨーロッパと比較するとまだまだですが定着化しつつあるのが現状です。

アルバイトとの違い

インターンシップでは収入を得られるケースもあるため、アルバイトと区別がつかないという人もいます。両者の違いは「就業の目的」です。
インターンシップは就業体験を通じて、仕事の内容や自分の適性を理解することが主な目的となります。一方、アルバイトは労働と時間を対価にして給与を得ることが主な目的です。
また、インターンシップは学業優先で参加できるので、アルバイトとは異なり勉強時間を確保しやすいといった違いもあります。

インターンシップの募集はいつから始まる?

インターンシップの募集時期は企業によって異なります。しかし募集が多い時期はあり、インターンシップへの参加経験者を対象にしたアンケートによると、多い順に7月、12月、1月、6月となっています。そのため、6〜7月に募集して8月に実施、12月〜1月に募集して2月に実施している企業が多いといえるでしょう。

インターンシップの申し込み方法

インターンシップの申し込み方法としては次の4つが挙げられます。

  • キャリアセンター
  • 企業の公式ホームページ
  • OBなどの紹介
  • 就職サイト

チャンネルを複数持ち、幅広く情報収集するとよいでしょう。

企業が学生インターンを求める背景

日本でもインターンシップを実施している企業が増えています。ただ、企業側は学生インターンを募集・採用したり、指導・管理する必要があるため、手間がかかることも事実です。なぜ、手間をかけてまで企業側は学生インターンを求めているのか、ここではその背景についてみていきましょう。

優秀な人材をいち早く確保したい

優秀な人材をいち早く確保するためにインターンシップを実施している場合があります。
特に、中小企業はこの傾向が強いといえるでしょう。中小企業は大企業に比べると認知度が低いため、人材の獲得力は劣ります。そこで、インターンシップに力を入れることで働きやすい環境が整っている企業だと学生にアピールでき、認知度の低さをカバーしながら優秀な人材の獲得に繋げることができます。

就職活動期間が短くなっている

就職活動期間が短くなっていることもインターンシップが注目される背景です。
以前は買い手市場だったため企業が優位で、広報解禁日や選考解禁日といった形式的な手順で簡単に学生を集めていました。つまり、企業が積極的に学生と接触する必要はありませんでした。
しかし、市場環境が売り手市場に変化し学生優位になったことや、就職活動の早期化で従来のやり方では学生を集めにくくなりました。このような背景により、早い段階で学生と接触するための手段として、インターンシップが活用されるようになりました。

企業イメージのギャップを事前に解消

3年以内に新卒社員の3割が退職するといいますが、退職原因のひとつとして挙げられているのがイメージとのギャップです。
インターンシップを行えば、学生は就業体験を通じて企業が求めているものを知ることができ、自分の抱いていたイメージとの相違に気づくことができます。そのため、企業イメージのギャップの解消や早期退職の防止を目的に、インターンシップを導入している企業も多く存在します。

インターンシップの種類と特徴

インターンシップには「短期型」と「長期型」の2種類があります。ここではそれぞれの特徴とメリット、デメリットについてみていきましょう。

短期型インターンシップとは

短期型インターンシップとは、学生が興味を持った企業で就業体験するプログラムです。
期間は最短で1日から数日、最長でも1~2週間程度のため、多くの企業で実施されています。短期型インターンシップの場合、目的によって次の2パターンに分類されます。

  • 会社説明セミナー・見学
  • プロジェクト・ワークシップ

「会社説明セミナー・見学」は、1日から数日程度で行われるタイプで、学生に自社を知ってもらうことを目的に開催されることがほとんどです。
一方、「プロジェクト・ワークシップ」は1~2週間程度で行われる実践的なインターンシップです。現役社員と学生数人がグループとなり、課題に取り組み、ワークシップやディスカッションなどを行います。

メリット

会社説明セミナー・見学の場合、大学や就職サイトを通じた募集で多くの学生に参加してもらえるのが強みです。開催期間も短いため、手間を省力してより多くの学生に自社を認知してもらえるでしょう。
プロジェクト・ワークシップを開催する場合のメリットは、ディスカッションや課題の結果で学生の質を判断できることです。直接学生と交流できるので、業務への適性・スキル・成長性などを判断しやすく、自社が求める人物像により近い人材を選別しやすくなります。
また、グループ内で目に留まった学生がいる場合、そのまま選考・採用に進むケースが多く、いち早く優秀な人材を確保できるといったメリットもあります。

デメリット

会社説明セミナー・見学のデメリットは、学生との交流時間が短いことです。1日で多くの学生に会社説明をするだけで終わってしまうため、学生との直接的な交流ができず、学生の質や細かい性格を把握できなくなります。
プロジェクト・ワークシップの場合、学生は課題をこなすことがメインになります。職場環境に近い作業に触れられる反面、実際に就業するわけではないため、細かい業務内容を伝え切ることができません。そのため、採用後に「仕事内容がイメージと違う」「実際にやってみたら適性がなかった」といったミスマッチが起こる可能性があります。

長期型インターンシップとは

長期型インターンシップとは、社員の補助業務を行いながら仕事の考え方や方法などを学ぶプログラムです。
即戦力となる人材の採用を目的に行っている企業が多く、学生の能力ややる気次第では責任や裁量が大きくなり、社員と同様の業務に携われるケースもあるようです。
長期型インターンシップは企業によって期間が異なり、最長だと1ヵ月以上行う場合もあります。

メリット

長期型インターンシップは年単位で実施される場合もあるため、やる気や能力が高い学生を発掘したり、採用できるといったメリットがあります。
性格・適性もじっくりと把握できるため、ミスマッチの防止が可能です。また、職場内に学生がいることで、現役社員のモチベーションや育成スキルの向上も図ることができます。

デメリット

長期型インターンシップのデメリットは、受け入れ態勢の整備や学生を指導する社員を確保するなど手間がかかる点です。
また、長時間の労働を長期間行うことになるため、学生の労働意欲が低下したり、責任が負担になったりする懸念もあります。

まとめ

インターンシップは学生が社会に出る前に仕事を体験できる貴重な制度です。「優秀な人材をいち早く確保したい」や「企業イメージのギャップを事前に解消」といった背景もあり、学生インターンを求めてインターンシップを採用する企業も増えてきました。
ただ、ひと口にインターンシップといっても「短期型」「長期型」の2種類があり、特徴やメリット・デメリットが異なります。そのため、インターンシップに参加する目的を明確にして、適切な選択をしましょう。

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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