社内SEとは?SI・SESとの違いや仕事内容、求められるスキルを解説

2023年3月17日

2023年6月1日

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Izul広報チーム

Izul広報チーム

社内SEとは、システムエンジニアを意味する「SE」の前に「社内」が付いた造語です。企業に属しているシステムエンジニアを指します。SIやSESとの違いについて、理解しきれていない方も多いのではないでしょうか。本記事では、社内SEの仕事内容やSI・SESとの違い、求められるスキル、転職に有利になる資格について解説します。

社内SEとは

社内SEとは、自社システムの開発・構築、メンテナンス、インフラ整備、社員からのシステムに関する問い合わせ対応などを行う職種です。ただし、企業によって担当する業務範囲が異なります。例えば、システム開発は外注し、社内SEは運用保守のみを行う企業もあります。開発から運用まで一手に引き受ける社内SEの場合、より多くの知識やスキルが必要です。

SI・SESとの違い

SIはSystem Integration(システムインテグレーション)の略称で、顧客が使用するシステムの企画・設計から開発・導入・保守・運用まで一気通貫で対応するサービスです。また、SESはSystem Engineering Service(システムエンジニアリングサービス)の略称で、顧客の元へSEを派遣して技術を提供する契約です。SI・SESは社外のシステム開発・運用などを手がけるのに対し、社内SEはあくまでも社内のシステムに関する業務を担当します。

社内SEの仕事内容

社内SEの仕事内容は、企業によって異なります。ここで解説する業務を一通り扱えると社内状況の変化にスムーズに対応できるでしょう。社内SEの主な仕事内容は、次のとおりです。

システムの企画・実装

自社の経営課題を解決できるシステムの企画・開発・実装を行います。業務効率化が目的であれば、課題の洗い出しからツールの企画・設計を行い、承認を得たうえで開発に取りかかります。企業が抱える課題の抽出だけではなく、予算に応じたシステム開発が求められるため、SEの知識・技術以外にも多くのスキルが必要です。

ベンダーとの調整業務

システム開発やベンダーに外注する場合は、納期調整やコストに関する取り決めなど、さまざまな調整業務が必要です。進捗管理や予算管理なども社内SEが担当するため、プログラミングスキルがあればSEになれるわけではありません。

システムの運用保守

システムの導入後の運用保守も社内SEの仕事です。障害が起きた際の対応はもちろん、トラブルを未然に防ぐための対策を立案する必要もあります。また、社内から要望があれば、検討したうえでシステムの拡張や不要な機能の排除、UI/UXの改善なども担当します。

納入先からの問い合わせ対応

社内SEは、社内システムに不具合が起きたときや、操作方法がわからないときの問い合わせにも対応します。また、パソコンの基本的な操作方法やプリンターのエラーなど、デジタル機器・システムに関するさまざまな問い合わせに対応する場合もあります。

社内SEに必要なスキル

社内SEとして活躍するためには、プログラミングスキルはもちろんコミュニケーションスキルや業界の知識なども必要です。

コミュニケーションスキル

社内SEには、さまざまな部署の従業員からの問い合わせ対応や、ベンダーとの調整が求められます。そのため、コミュニケーションスキルが必須です。特に、システムの知識がない従業員から的を射ていない問い合わせが来た際に、意図を確実かつスムーズにくみ取るスキルが必要になります。

業界の知識

企業の課題をシステムに落とし込むためには、業界の知識が欠かせません。業界ならではの事情も踏まえてシステムを開発してこそ、目的を達成できます。例えば、業務効率化を目的としたシステムを開発したものの、業界ならではのルールが反映されていなければ、実際に利用することはできません。

納品物に関連する知識

ベンダーに外注したシステムが仕様書どおりになっているかどうか確認するため、システムに関する知識が必須です。必要に応じてシステムの修正を依頼したり、巻き取ったりする際にも基本的なプログラミングスキルが求められます。

プロジェクトマネジメントスキル

システム開発は複数人で行うため、プロジェクトマネジメントスキルが必須です。ベンダーとの調整、進行管理などにもマネジメントスキルが求められます。

社内SEが持っていると評価される資格

社内SEは、スキルや知識をアピールするために、いくつかの資格を取得しておくと転職活動を有利に進められます。

基本情報技術者

基本情報技術者とは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が主催する国家試験の1つです。レベル1〜4に分かれており、基本情報技術者試験は基本的な知識・スキルを証明できる「レベル2」に該当します。

応用情報技術者

応用情報技術者は、基本情報技術者と同じくIPAが主催する国家試験の1つで、レベル3に該当します。応用スキル・知識のほか、マネジメントや経営戦略のノウハウを持つことも証明できます。

PMP

PMPはProject Management Professionalの略称で、プロジェクトマネジメントスキルを証明する資格です。知識や経験、マネジメントに対する姿勢などを証明できます。3年ごとに更新が必要な点に注意しましょう。

情報処理安全確保支援士

情報処理安全確保支援士は、サイバーセキュリティ対策の知識・スキルを証明する資格です。近年は、サイバー攻撃による個人情報の流出が問題視されているため、当該資格を評価する企業は多いでしょう。

SAP認定コンサルタント資格

SAP認定コンサルタントとは、SAPシステムの導入や関連プロジェクトに関する知識・スキルを証明できる資格です。世界規模で通用する知識・スキルを持つことを証明でき、顧客からの信頼獲得にもつながります。

社内SEのキャリアパスは?

社内SEのキャリアパスは、企業によって異なります。自身が思い描くキャリアを築けるかどうか、入社前に確認しておくことが大切です。社内SEのキャリアパスには、以下が例に挙げられます。

  • 知識とスキルに加えてマネジメントスキルを磨いてリーダーを目指す
  • 企画力を習得してシステム企画部門に異動する
  • 社員の問い合わせ対応のスペシャリストとなりリーダーを目指す
  • 特定の領域における優れた知識とスキルを有するスペシャリストを目指す

まとめ

社内SEは、社内システムの開発・企画、運用・保守まで担当することもあれば、ベンダーに開発を依頼して納期調整やコスト管理を行うこともあります。企業によって仕事内容が異なるため、事前に確認・把握することが大切です。また、求められる知識・スキルのレベルに応じて、取得しておくべき資格が異なります。社内SEを目指す際は、今回解説した内容を参考に準備を進めましょう。

監修者・片柳 時政

片柳 時政

株式会社リクルート→株式会社Wondershake→株式会社Izul
広告メディアの法人営業(年間表彰1回、月間・Q表彰12回)を経て、3年目にマネジメント職に昇進。その後、ベンチャー企業でWEBマーケティング・メディア運営を経験した後、Izulへ入社。両面コンサルタントとして、IT領域・広告領域・人材領域の企業を主に担当しながら、キャリアアドバイザーに従事。

著者プロフィール

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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