コンサルタントの仕事内容とは?仕事の流れや業界としての特徴もあわせて紹介

2023年8月13日

著者

Izul広報チーム

Izul広報チーム

特定の分野における専門的な知識のもと、クライアントの課題を解決するのがコンサルタントの仕事です。大まかな仕事内容は把握していても、種類別の仕事内容まで把握できていない人もいるかもしれません。
コンサルタントが関わる仕事にはいくつか種類があり、それぞれで内容が異なります。今回は、コンサルタントの仕事内容を種類別に紹介します。また、実際にコンサルタントがどのような流れで仕事をするのかも解説しています。コンサルタントの転職に必要な知識にも触れているので、ぜひ参考にしてください。

【種類別】コンサルタントの仕事内容

コンサルタントの仕事内容は、以下の種類別に異なります。自分がどの種類のコンサルタントを目指すかを決めるうえでの情報として、お役立てください。

  • IT系コンサルティングファーム
  • 戦略系コンサルティングファーム
  • 人事系コンサルティングファーム
  • 金融系コンサルティングファーム
  • シンクタンク系コンサルティングファーム
  • 国内独立系コンサルティングファーム
  • 総合系コンサルティングファーム

IT系コンサルティングファーム

ITシステムを用いてクライアントの課題を解決します。システム構築や運用指導などを並行して行う場合もあります。IT系コンサルタントの需要は近年高まっており、コンサルティングファームごとに特色が異なることも覚えておくべきです。

戦略系コンサルティングファーム

クライアントの経営における課題の抽出や、解決策の考案などを行います。経営層と直接やりとりすることが多いでしょう。外資系中心のコンサルティングファームが多く、労働環境が厳しい傾向にあるのが特徴です。その分、報酬が高いため収入面を重視する人には向いています。

人事系コンサルティングファーム

人材開発戦略の策定や能力開発、制度改革などを担当します。従業員の育成に関する課題解決を担当する場合もあります。企業における変革期に、人事全般業務を請け負う傾向にあります。

金融系コンサルティングファーム

クライアントの資金調達・事業戦略の提案などを行います。会計・法務に関する専門知識や、国際情勢・金融情勢に意識を向けることも必要となります。クライアント企業の資金に関する施策を円滑に進める役割を持つのが特徴です。

シンクタンク系コンサルティングファーム

経済調査やITコンサルタント、マネジメントコンサルタントなどを行うコンサルティングファームです。大手企業や、金融機関が母体であることがほとんどです。クライアント企業に関わる調査案件を多く取り扱うため、信用度や責任感が重視されます。

国内独立系コンサルティングファーム

大手企業を対象とするのが「外資系コンサルティングファーム」であるのに対し、中小企業を対象とするのが国内独立系コンサルティングファームです。クライアント先へ定期的に伺い、経営に関する相談を受けます。

総合系コンサルティングファーム

企業のトップ層から一般従業員までの階層すべてに関わるコンサルティングファームです。階層別の課題抽出や戦略策定、支援を行います。企業におけるすべての役職と関わるため、幅広い知識や対応力が求められます。

コンサルタントの仕事の流れ

コンサルタントの仕事は、取り掛かるプロジェクトの期間によって流れが異なります。クライアントの事業内容や課題によって異なる場合もあるため、一概にマニュアル化した「流れ」はないのが現状です。
ここでは、取り掛かるプロジェクトの期間が6ヵ月であることを想定し、1〜6ヵ月目までで何をすべきか解説します。

1ヵ月目:ヒアリング
クライアントに提案する企画書を作成するため、経営に関する課題をヒアリング

2ヵ月目:企画書作成
コンサルティングの目的・内容・進め方を記載したうえで作成・提案

3ヵ月目:詳細のヒアリング・資料調査
経営幹部・関係部門の担当者から詳細なヒアリング、経営計画書などの資料調査を実施

4〜6ヵ月目:経営協力活動
コンサルティングの目的に合わせた経営協力の展開

6ヵ月目:フォローアップ
経営協力活動の展開結果に関する定着化・運用管理への助言を実施

上記の流れを「コンサルタントの仕事の流れ」を把握するうえでのベースにしてください。

なぜコンサルタントが必要とされているのか

コンサルタントの存在意義は、経営における課題を解決することです。自社のみでは解決できない課題を、外部の知見を活用して解決したいと考えている企業が多いことから、コンサルタントの需要は高まり続けています。
また近年では、各コンサル会社が独自に提案している「価値」があるのも特徴です。自社のみでは生み出せない企業価値を、コンサル会社のサポートを通じて生み出したいと考える企業が多いのも、コンサルタントが必要とされる理由です。

今後のコンサル業界の動向

世界規模でのコンサル業界の市場規模が10〜20兆円と推定されるのに対し、日本での市場規模は5,724億円(2021年段階)であることから、現状の活用度は高くありません。とはいえ、前年度と比較すると11.4%増のため、今後さらに活用度はアップすると期待できます。ただし、近年はインターネットの普及による基礎知識の向上から、経営課題を自社のみで解決できる場合も少なくありません。そのため今後は、より高度かつクリエイティブな価値を提供できるコンサルタントの需要が高まると判断できます。

コンサルタントを目指すのに必要な知識

ここでは、実際にコンサルタントを目指すうえで押さえておきたい知識をまとめています。コンサルタントへの転職を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

適性

コンサルタントに向いている人の特徴は、以下の通りです。

  • 論理的思考力がある
  • 時間・労力の適切な配分ができる
  • 業務の変化に対応できる(ルーティンワークをメインとしたい人は不向き)
  • コミュニケーションスキルに自信がある
  • 休日・業務外の時間で勉強することに抵抗がない

コンサルタントを目指すうえでは、ここで紹介した適性が自分に当てはまるかを分析しましょう。

年収

コンサルタントの年収は、役職によって変化します。

  • シニア・コンサルタント・マネージャー:1,000〜1,500万円台
  • パートナー:1,500〜2,000万円台

非常に高水準であるため、収入面でのモチベーションは高い位置でキープできる仕事といえます。

キャリアパス

コンサルタントのキャリアパスは、アナリストの役職から徐々にキャリアを重ね、最終的にパートナーを目指すのが一般的です。同じファーム内でキャリアを重ねることもあれば、他のコンサルティングファームに転職してスキルや経験を発揮するキャリアも選択肢にあります。豊富な経験と実績を積めば、コンサルタントとして独立する道もあるでしょう。

やりがい・厳しさ

コンサルタントを目指す際は、以下に挙げるやりがいと厳しさを把握しておくことが大切です。やりがいと厳しさを秤にかけ、本当にコンサルタントとして活躍したいか客観視したうえで目指しましょう。

やりがい

  • 企業の経営課題を解決する達成感を味わえる
  • 多種多様な業種・規模感の企業に関われる
  • 経営層と直接仕事ができる
  • 専門的な知見・実績が身につく

厳しさ

  • 業務量が多く、多忙な時期も長い
  • 経営層と関わることの緊張感がある
  • 経営課題を解決しなければならないというプレッシャーがある

未経験から目指す方法

コンサルタントには豊富な知見が求められるため、未経験から目指すことは簡単ではありません。ただし、若いうちであればコミュニケーション能力などの「ポテンシャル」を重視するコンサルティングファームでの採用を見込めます。とはいえ、コンサルに関する知識や経験は必須になるため、採用前・採用後含めて多大な努力が必要になることを前提としておきましょう。

まとめ

今回は、コンサルタントの仕事内容について紹介しました。コンサルタントの仕事は種類別に異なるため、自身が目指す領域に応じて身につけるべき知識・経験が異なります。また、仕事の流れやコンサルタントの重要性、業界としての動向を把握することも、コンサルタントとして働くうえで大切です。今回は、コンサルタントの転職にまつわる情報もまとめています。コンサルタントとして働きたいと考えている方は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。

監修者・西本 威昭

西本 威昭

・国内大手SIerに新卒入社
 SEやPMとして多くのプロジェクトを経験

・KPMGコンサルティング株式会社に転職
 シニアコンサルタントとしてジョイン
 製造業を中心に複数のSCM案件に参画

・アビームコンサルティング株式会社に転職
 マネージャーとしてジョイン
 製造業を中心にSAP関連プロジェクトに参画

・株式会社Izulに転職
 副業のフリーコンサルタントとして活動する傍ら、
 同社キャリアアドバイザーとして従事

著者プロフィール

Izul広報チーム

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株式会社Izulの広報チームが運用。20代〜30代の若手ハイクラス層から、圧倒的支持を獲得中。働き方や転職のコツなど、キャリアに役立つ情報を発信していきます。

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